会社辞めて、地元に帰って、個人で稼いで、好きに生きてみるよ

2015年、32歳(妻子アリ)で脱サラ、地元で個人事業主になった私の記録です

第9話 ネットショップ開業 モール出店 そして

2015年12月、ネットショップを始めるわけですが、ショッピングカート付きの自社サイトは、辞めてしまった事業を行う為に既に持っていましたので、それを改良すれば使用可能です。

しかし、まずはアクセスが集まる「モール出店」してみて、売れ行きの実験や、お客様への対応などを勉強しようと考えました。

 

■1店舗目

そこでまずは、「ヤフオク!」に出店しました。

元々10年くらい買うのも売るのも利用していて、人がたくさんいて、よく売れる事はわかっていました。さっそくストア申請をして、2016年1月に出店。

同業社も非常に多く、同じ商品で価格競争をしても効率が悪いので、低単価・高粗利率であまり出品されていない商品を狙って出品しました。

低単価でも「セット組みする事」で単価が上がり、「メール便」を活用して送料を安くしてあげる事で他社と同じ価格でも粗利率が非常に高くなります。

今まで誰も出品していないマニアックな商品でも良く売れます。

最初から販売も順調に伸びました。

 

オークションサイトでは抜群の知名度と集客力を誇る「ヤフオク!」ですが、「メルカリ」等のフリマアプリの台頭で今後どのように変化していくか注目したい所です。

メルカリの「売上金」で買い物が出来るという仕組みは、買う方にとっては非常に良い仕組みですね。

ネット販売を始めたばかりという初期段階では出品者数が多いので苦戦するかもしれません。

逆に「メルカリ」は出品者数に対して購入者の割合が大きいような感じですので、今だと「メルカリ」からスタートするのは良い手だと思います。サラリーマンをしながら「メルカリ」で何か販売してノウハウを習得して脱サラ、とか理想ですね。

 

 

■2店舗目

また、同時期に、「Yahoo!ショッピング」にも出店申請しました。

当時「Yahoo!ショッピング」を知りませんでしたが、同業の友人が「よく売れるよ!」と言うので、2016年1月出店。

商材は「ヤフオク!」と同じ、メール便での発送がメインですので「全品送料無料」を売りに出店しました。

ポイントを利用するお客様が多いので、高単価な商品が「ヤフオク!」より売れるように感じます。

2017年4月現在、売上をヤフオク!と売上はほぼ同じで推移しています。

Yahoo!!の営業担当の方々も、非常にやる気があって、これからまだまだ伸びていきそうなモールだと思います。

ここも出品者数が多いので、他と同じ商品を販売していても売れないと思います。狙いどころを定めていかなければなりません。

 

■3店舗目

その後、2016年4月頃「Amaozn」に出店。

私は買い物する回数は、断然「Amazon」が多いので、必然的に出店してみました。

こちらは最初からほとんど「FBA」を利用していますので、それはそれは手がかかりません。何もしなくて売れていきます。

売上も、「ヤフオク!」と「Yahoo!ショッピング」を足した金額になっています。

 

1人でこれからネット販売を始めるのであれば、Amazonから始める事をおススメします。成功への近道はFBAを利用する事です。そうすればサラリーマンしながらでも十分対応可能です。

 

■4店舗目

2017年、楽天にも出店しました。

こちらは楽天から1年近くずっと営業があり、初期費用や固定費がいらない隠れプランで出店。

初期費用がいらない代わりに、販売手数料が非常に高いので、実験的に出店、これから少しずつ商品登録はしていこうと思います。

おそらく1年限定かなぁ。

 

 

とにかくまずは何事も経験だ、という感じで色々なモールに出店しました。

 

1人でやってますので、発送する荷物の数は膨大ですが、ほとんどメール便で発送出来る商品しか出品していないので、荷造りは一瞬です。

10時に出勤して16時頃には家に帰る生活をしています。

 

さすがにネット販売以外にも色々な仕事がしたくなってきたので、自宅兼事務所という物件を探し始めましたが、中々見つからないので、今借りている事務所に自宅も引っ越そうかと考えています。

 

最終的には自社サイト1本でネット販売、アフィリエイトコンサルタント、web関連で地元を相手にした仕事、あと業種は考え中ですが地域密着型の実店舗もやっていこうと思っていますので、今はその為の研修期間ですね。このブログもその時の為に書いています。

 

 まとめると、サラリーマンとして働きながら、「Amazon」のFBAで販売&メルカリでの販売を行う。ちょっと手伝ってくれる奥様がいればサイコー。

片手間の副業で、粗利益が給料と同等になったら本気で脱サラしてもいいんじゃないかと思います。

FBAを使ってもそこまでいかなければ、脱サラする時期では無いでしょう、まだ修行を続けるべきです。

 

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第8話 いきなり苦戦→ネットショップへ

仕入先開拓の第一日目。

早朝から気合を入れて出発しました。

5社へ挨拶する予定で、3社くらい契約出来ればいいなぁと考えていました。

 

1社目 (中規模)

なんと門前払い。話を聞いてくれず

2社目 (小規模)

本社に聞いてみる、という反応(面談30分程)

3社目 (小規模)

話も盛り上がり、やりたいけどシガラミが。。という反応(面談30分程)

4社目 (大規模)

この地域じゃなければ。。という反応(面談30分程)

5社目 (大規模)

シガラミが。。。という反応(面談20分程)

 

という、まさかの新規開拓結果0軒。

古い体質の業界ですので、しがらみが物凄く強い。

同じ地域に取引先があると商品を出せない。出したいけど、取引先から取引停止などの圧力をかけられてしまうとの事で、取引出来ないと言われてしまいました。

 

まあ想定の範囲内なのですが、少し落ち込みました。

 

しかし、2社目に訪問した会社と3社目に訪問した会社には後日何度か訪問し、2社目と契約出来ました。3社目の会社には、シガラミの無い取引先を紹介して頂き、そこから商品を納入して頂く形となりました。

 

そして、他にもシガラミの無いメーカー系の会社にも取引して頂き、インターネットで見つけた遠方の会社にもメールや電話でやり取りをし、商品を出してもらえる事になりました。

結局4社の仕入先と契約する事が出来ました。

 

 

2015年11月末。仕入先も決まった所で、今度は得意先の開拓です。

ここからが開業、本当の勝負の始まりです。

50軒ほどのお客様を訪問し、挨拶回りと市場調査をしましたが、長年にわたって1社が独占していた市場でしたので、古くからある大規模な店舗にはそれなりの価格がしたが、小規模で若い店舗には恐ろしく高い価格で販売されていました。

そこに適正価格で見積もりを提出しましたので、今までに不満があった若い店舗様からはとても歓迎されました。

 

そんな感じで、訪問しながら少しずつ受注を頂く形でやっていましたが、半月程やっているうちに仕入先の面でまだまだ弱く商品が全て揃わないという点を痛感します。

このままやっても勝てないし、商品が中々揃わず、非効率で忙しいだけになってしまうと思い方向転換することを決めました。

 

 

2015年12月頭。

今ある仕入先の強い商品だけを売ろう、と考えました。

そう、ネットショップです。

 

 

第7話 開業準備に仕入先開拓

無事融資を受ける事が出来たので、本格的に開業準備を進める事が出来ました。

やりたい事業は、融資を受ける際に事業計画書を作りながら考えたのですが、BtoBで、どの街にも「昔からある古い業種」に狙いを定めました。

前職で10年間携わりましたが、在籍した10年間で業界は全く進んでいないように感じたのです。世の中では、10年間でガラケーからスマホになったり、インターネットビジネスやユーチューバーなど出現し大きく変化しているというのに、10年間全く同じ事をして時間が流れていました。

このまま時代に置いてけぼりにされるのは嫌だなぁ~と思いながら仕事をしてました。

将来的には廃れていく業界だと思いながらも、まだまだ市場規模は凄く大きいし、どの会社も新しい事をやらないので、自分でやってやろう!と思ったわけです。

 

そこで、まずはネットショップ用のホームページを外注で作成しました。

ネット通販ではなく、BtoBなのですが、それはもう古い業界なので、電話での見積もり依頼が多い多い!今の時代に毎回毎回ちょっとした事で電話ばっかりしていたら効率も悪いし経費もかかります。

そこで、自社のカタログ用として、ネット上で商品の価格を全て見てもらえるようにしました。もちろん一般では見れないように会員制にしました。動画のコンテンツなんかも作りました。

 

そして名刺も作成して、いよいよ仕入先の開拓です。

大手の卸商社へお願いに行くわけですが、この業界では10社ほどあります。

10社で扱う品目などが異なりますので、大体3~5社に取り引きをしてもらえれば品揃えの面では立派なお店になります。

そこで、狙いを定めた5社へ事業計画書を持って、前回の面談のようにバシッと決めてやろうと挨拶回りに出発しました。

 

しかし、ここから古い業界の逆襲にあうのでした。

 

 

 

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第6話 公庫面談・結果発表まで

いよいよ1対1の面談です。

担当の方は、私より少し年上で40歳くらいの男性でした。

圧迫面接のような感じを想像していましたが、結構事務的に進みました。

 

面談にあたり私が気を付けていたのは、

 

1.嘘をつかない

2.落ち着いて冷静に聞かれた事だけ答える

以上、たった2点でしたが、この2点が本当に重要だと思います

 

1.「嘘をつかない」について例をあげると、

面談の中で、「事業計画書は誰が作りましたか?」という質問を受けましたが、

「商工会議所のN氏に作ってもらいました」と答えました。

 

事業計画書については、以前にも書きましたが、

ベースは私が作りましたが、専門用語が多すぎて普通の人が見てもわからないからと、修正して仕上げてくれたのはN氏です。

恐らく公庫の担当の方は、それを知っていて質問していると思います。

面談の中で、知っていて質問している事が何度もあると思います。

融資をしても問題ない人間かどうか、信用できるかどうか、それを見ていると思いますので、どんなに小さな嘘をつかない事が一番大事な事です。

 

2.「落ち着いて冷静に聞かれた事だけに答える」についても、

この面談は結構事務的な感じで進みます。

担当者も無駄な話は聞きたくないし、面談時間も限られています。

あまり喋りすぎると、空回りしてボロも出ます。

聞かれた事に、要点をまとめて答える、という事が大事です。

 

事業内容や収支予想については、以前の会社で10年勤務しており、

同じ業界だった事もあり、深くつっこまれる事はありませんでした。

 

事業計画の中で、1点「運転資金」が少ないかも、と言われましたので、

車両購入するつもりの金額を運転資金へ移動させて、もっと安い中古車にするか、自家用車を使用したほうが良いでしょう、というアドバイスを頂きました。

そこで、「わかりました」と答えた所で、担当の方から「今回は融資させて頂く方向で考えていますので、よろしくお願いします」という言葉を頂きました。

 

返済については、「月の返済額はどのくらいが良いですか?」と聞かれ、

7万くらいで答えましたので、7年間という形になりました。

半年間は利息だけの返済で、半年後から返済開始という形にして頂きました。

時間にして1時間弱だったと思いますが、面談後は非常に充実感と希望に満ち溢れていましたねぇ(遠い目)

 

これから創業融資を受けたい方へ私の事例で見ると

 

・商工会議所を通して申し込みを行った

・以前の会社に長く勤務している方が良い(6年以上)

・6年以上携わった業界での起業だと有利

・税金等の滞納がない事

・自己資金が1/2以上ある事(怪しいお金の流れがない事)

・面談で嘘をつかない事

 

結果として、上の6つの項目で私はクリアする事が出来ましたので、

条件が近い方は参考にしてください。

やはり、まず商工会議所へ相談へ行くという事が融資を受ける為の近道になるのではないかと思います。

 

私も、融資が振り込まれた時に「N氏」を誘い借金で飲みに行きました。

 

起業をお考えの皆様、ぜひ、これを参考に挑戦してみてください。

 

 

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第5話 融資を受ける その2 いざ日本政策金融公庫の面接

N氏の手により生まれ変わった事業計画書が出来ました。

次は日本政策金融公庫の面接の申し込みです。

 

N氏によると、今回利用するのは、「中小企業経営力強化資金」という制度だそうです。

てっきり「新規開業資金」だと思っていましたが、違いました。

この「中小企業経営力強化資金」の要件については以下になります。

 

利用できるのは、次のすべてに当てはまる方

  • 経営革新又は異分野の中小企業と連携した新事業分野の開拓等により市場の創出・開拓(新規開業を行う場合を含む。)を行おうとする方
  • 自ら事業計画の策定を行い、中小企業等経営強化法に定める認定経営革新等支援機関による指導及び助言を受けている方

 

1.については、そのままですね。今回は新規開業ですので、大丈夫です。

2.については、商工会議所を通しているのでOKです。

 

そして、この「中小企業経営力強化資金」の凄いのは、

■無担保・無保証人(2,000万円まで)

■低金利

■自己資金要件なし

 

という所です!

まず、2,000万円まで「無担保・無保証人」で受けられるという事ですが、ワタクシは530万円で申請しました。

ただし、審査のうえで保証人を立てればなんとかOKです、というような状況になる事はあると思います。

 

金利も1.3%と非常に安いです。はい、とても安いです。

 

自己資金要件なし、については、そんなに甘くないです。

やはり自己資金は厳しくチェック(通帳は全てコピーをとられます)されますし、融資の判断の大きなウェイトを占めると思います。最低でも融資額の1/3以上、1/2以上あれば安心ですね。

ワタクシの場合は預金がギリギリ1/3でした。

それに加えて、既に使用した金額がわかるように、契約した事務所の初期費用や家賃の領収書、ホームページ制作費や、開業準備で購入したパソコン2台やプリンター、FAX、電話、エアコン等の領収書を提出しました。

 

融資の審査で一番の不安は、自己資金の割合でしたので、既に使用した分はしっかりと提出しました。

 

私のような脱サラ起業での場合ですが、前の会社に長く勤務していることは審査の上で重要になると思います。ワタクシは新卒から10年勤めていましたし、広い範囲で言えば同じ業界での起業でしたので、面談での事業内容の説明等は全く不安はありませんでした。落ちるとすれば自己資金、そう思っていました。

 

そして、申し込み用紙に記入し、面接は1週間後、地元の商工会議所という事になりました。これも商工会議所を利用するメリットですね!

面接は日本政策金融公庫であるもの、と思っていましたので、何回も足を運んでいる完全にホームである商工会議所で受ける事が出来るという、心の余裕が出来た事は非常に良かったと思います。

 

いよいよ面接当日、時間の30分前に到着しました。

いつもはTシャツに短パンでしたが、気合のスーツです!

N氏も笑っています。

いつも商工会議所では、外の喫煙所でN氏と煙草を吸いながら話していたのですが、この時も一服中、ちょうど面接の担当者さんが来られて、面接前に3人で煙草を吸って談笑し、緊張も無くなりました。

やはりホームのアドバンテージは大きいです!

そして、いよいよ1対1の運命を懸けた面接が始まりました。

 

  ~次回、面接の内容と結果発表~

第4話 融資を受ける その1 はじめての商工会議所

前回の記事で、再就職手当の支給までは順調に進みました。

さあ、次はいよいよ事業資金を借りようという話です。

脱サラしたばかりで、最初の試練、プレッシャーもあり、サラリーマン時代では得る事が出来ない、本当に良い経験でした。

 

この融資ですが、自己資金がたくさんある方は融資を受ける必要ないと思いますが、転勤族で妻子持ち(こども2人とも保育園通いの)32歳のサラリーマンでは融資を受けなければ開業など出来ません。

また、今はひとりネットショップですが、最初は店舗型で卸売業を開業する予定でしたので、融資は絶対に必要だったのです。

もう融資が受けられなければそこで試合終了ですから、慎重に計画的に進めなければなりません。

 

色々調べた結果、創業時の融資を受けるには「日本政策金融公庫」が良いという結論に。しかし、ワタクシが住む田舎から最寄りの「日本政策金融公庫」までは車で2時間近くかかります。これからちょくちょくいく事になるのであれば、キツイ距離です。

 

そこで、ワタクシがまずしたことは、

地元の商工会議所という所が「日本政策金融公庫」と繋がっているらしい、との事で電話で「創業融資」について問い合わせました。朝9時。

すると、電話に出てくれた若い感じの良い男性が、一瞬まじかよ的な空気を出しながらも、「いつでも大丈夫なのでお気軽に相談に来てください」的な返事が!

電話を切ってすぐに行きました。期待に胸を膨らませて。

 

到着すると、なにやら所員の人達が心なしかざわついています。「お前行けよ」「いやいや、お願いしますよ!」的な押し問答の末、「ええー、俺かよー(笑)」などと言いながら、中年男性が。

「じゃあ、こっちにどうぞ」などと言われ、なんじゃこりゃ!と思いながら仕切りのあるテーブルへ案内されました。なんかワイシャツの胸ポケットに裸で千円入ってました。

昼ごはん代らしいです。

 

もう完全にこっちも警戒しました。

しかし、当然向こうも警戒しています。

 

こんな田舎で、いきなり創業融資を!って乗り込んで来てますからね。

 

それで、一応作った事業計画書で事業を説明し、「ふーん、本当にやるのー?」「それで儲かるの?」などと警戒心満々で言われましたが、「本気だったらメールで事業計画書と、もっと詳しい資料を送って」と言われ、この時は連絡先を交換して帰りました。

時間にして10〜15分ほどだったと思います。

 

最初の所員の人達の押し問答や、担当のN氏の反応が微妙だった事、何と言ってもN氏は非常に高圧的だったこともあり、ここに任せていいものか不安でしたが、ワタクシに残された道はN氏を信じて突き進むしかない!と決意し、事業計画書の改訂版と、現在の業界の事をまとめた資料と、その中で自分が狙う市場や改革したい部分を纏めた資料をメールで送ったのでした。

 

それから1週間くらいしてN氏から連絡をもらい、再度商工会議所を訪問しました。

 

N氏が出てきます。

「ほれ!」と資料を渡されました。

見てみると、ワタクシが送った資料を纏めた素晴らしい事業計画書をN氏が作ってくれていました!

 

 

                 〜つづく〜

 

第3話 まずはハローワークへGO!

怒涛の引っ越しを終え、休む間もなくまずは市役所で住民票や、健康保険、年金の手続きを行いました。その他、クレジットカード会社やプロバイダ、警察署(免許証)郵便局や銀行(通帳)等にも住所変更を行いました。

 

まあ大変ですね、地元はかなりの田舎なので、渋滞もないし、役所の混雑もないので、その点では地元に戻って良かったと感じましたよ。

 

そして、まだ何をするのか決めていなかったので、離職証明書を持ってハローワークへ。

脱サラ起業の場合でも失業保険の給付が受けられるのか聞いた所、まだ事業の準備を始める段階だったら、色々と条件があったり、手順が複雑ですが「再就職手当」の受給が可能との事でした(残日数2/3で基本手当の60%)。

基本手当の60%になってしまいますが、一括で振り込まれますので、これがお金が無い無職状態の時期に非常に助かりました、ぜひ条件が合う方は利用してください。

 

一連の流れをお教えいたします

 

1. 退職(会社から離職票をもらう)

 

 2.ハローワーク(1回目)へ登録

 離職票を持参し、求職申込書の記入・提出・登録

 

3.待機期間(7日間)

 

4.ハローワーク(2回目)で雇用保険説明会を受ける

 「雇用保険受給者資格証」と「失業認定申告書」をもらう

 

5.ハローワーク(3回目)で初回講習を受ける

 就職活動の説明があります

 これが求職活動1回目になります

 

6.ハローワーク(4回目)初めての認定日

 初回講習を受けているので認定されます

 この時も求人検索等を行う(求職活動2回目)

 

7.上の3の待機期間から1ヵ月が経過するのを待つ

 

8.ハローワーク(5回目)で起業の意思を伝える

 窓口で再就職手当の申請を行う

 

9.起業の準備を開始

 開業届や会社設立を行う

 

10.ハローワーク(6回目)で再就職手当を申し込む

 開業届や、事業内容を証明する物を提出し、審査を待ちます

 

11.再就職手当支給

 

という流れになりますので、もうかなりの長期戦になります。

ワタクシの場合は個人事業主でしたので、約2か月でしたが、法人を設立される方はもっと時間がかかると思いますので、参考にして計画を立ててみてください。

もちろんハローワークに行く前に開業していると、受給出来ませんので注意が必要です。 

 

~次は融資を受ける話です~

 

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