会社辞めて、地元に帰って、個人で稼いで、好きに生きてみるよ

2015年、32歳(妻子アリ)で脱サラ、地元で個人事業主になった私の記録です

第2話 怒涛の引っ越し

2015年7月31日、正式に退職となりました。

健康保険証を返却し、経理の子へ新居の住所を伝え、職場の元同僚の皆さんに挨拶を済ませました。

健康保険証を返却しなければならないので、小さい子供も2人いることから不安でしたが、後日引っ越し先の市役所に行くと、2年間だけ社会保険の任意継続という制度があるそう。これだと今までの社会保険を、退職しても継続できます。

てっきり退職したら必ず「国民健康保険」になると思っていましたが、市役所の窓口の方が親切で、国保の場合の金額の計算をしてくれて、無職には恐ろしく高い金額だったので、この「任意継続」という制度がある事を教えてくれました。

これは全く知らなかった事なので、非常に助かりましたね。

月1万5千円くらい違ったと思います。

 

*脱サラをお考えの方は、この「任意継続」という制度、覚えておいてくださいね。

 

注意店としては、期限が短いです。

私はこの制度を知らなかったので、引っ越した後に手続きをしたので、期限ギリギリになってしまいましたので、保険証を返却する前から手続きを始めれば良いと思います。

 

で、今回のテーマの引っ越しです。

1週間前に、地元で住居と事務所用の物件を契約しました。

ネットで予め目星をつけていた物件が、実際に内覧すると、色々と「アカン!」って事になり、急遽2日間で市内の物件を見て回りました。

時間が無かった為、急いで決めたのですが、とてもラッキーな事に今考えてみても、この物件選びは結果的には良かったかなと思います。

なので、物件選びは時間に余裕をもって行いましょう!

 

しかしまあ2軒借りると初期費用だけでも凄い金額です。

退職金ってすぐ貰えると思って当てにしてましたが、支給されるまでに1か月半くらいかかったので金銭的に厳しい状況でした。

 

なので、引っ越しはお金をかけずにやりたい!と、自力でやりました。

250km程離れているので、業者さんに頼むと結構高いと思います。

もはやワタクシは見積もりさえ取っていませんが。

 

そこで、少しでも安く!と体を張る事に。

レンタカーで2tロングのトラックを借りました、100ccバイクでお店へ。

しかし箱車が予約が取れず、なんと平ボディです!

持ち物はほとんど捨てましたが、ベッド、冷蔵庫、テーブル、洗濯機、テレビ、食器棚、等の大物だけでもかなりのスペースを取られましたので、もう荷台は凄い事になってます。

やっぱり冷蔵庫を2階から降ろすのが一番大変でした。今まで使った事がない力を出し、真夏だったこともあり、熱中症みたいになってしまったのです。

しかし、そんなことは言ってられないので、小物を積み、自家用車にもパンパンに積込み、自家用車は妻に運転してもらい、私はトラックで、夜中の高速道路を。

高速に乗ったのが0時頃、3時頃には熱中症の為が、高熱が出てしまい、サービスエリアで仮眠をとり、なんとか朝7時頃に地元の新居へ到着。

 

荷物を降ろし、すぐさまレンタカーを返却に戻ります。

この時になると、意外な事に元気が復活していました。

高速道路も快適に進み、お昼頃、レンタカーのトラックを無事に返却しました。

 

残すは、レンタカー屋の駐輪場に佇む100ccのバイクだけです。

 

そうです、一番の難関です。

真夏の炎天下の中なのに、高熱でプルプル震えながら、高速道路に乗れないので、ひたすら下道を走りました。

結局、新居に到着したのが深夜11時頃。

 

こんな一見苦行である一連の引っ越しも、サラリーマンから解放された気持ち良さで楽しかった思い出。

もう二度とやりたくないけどね。

 

こんな感じで始まった脱サラ生活1日目でした。

 

      ~つづく~

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