会社辞めて、地元に帰って、個人で稼いで、好きに生きてみるよ

2015年、32歳(妻子アリ)で脱サラ、地元で個人事業主になった私の記録です

第5話 融資を受ける その2 いざ日本政策金融公庫の面接

N氏の手により生まれ変わった事業計画書が出来ました。

次は日本政策金融公庫の面接の申し込みです。

 

N氏によると、今回利用するのは、「中小企業経営力強化資金」という制度だそうです。

てっきり「新規開業資金」だと思っていましたが、違いました。

この「中小企業経営力強化資金」の要件については以下になります。

 

利用できるのは、次のすべてに当てはまる方

  • 経営革新又は異分野の中小企業と連携した新事業分野の開拓等により市場の創出・開拓(新規開業を行う場合を含む。)を行おうとする方
  • 自ら事業計画の策定を行い、中小企業等経営強化法に定める認定経営革新等支援機関による指導及び助言を受けている方

 

1.については、そのままですね。今回は新規開業ですので、大丈夫です。

2.については、商工会議所を通しているのでOKです。

 

そして、この「中小企業経営力強化資金」の凄いのは、

■無担保・無保証人(2,000万円まで)

■低金利

■自己資金要件なし

 

という所です!

まず、2,000万円まで「無担保・無保証人」で受けられるという事ですが、ワタクシは530万円で申請しました。

ただし、審査のうえで保証人を立てればなんとかOKです、というような状況になる事はあると思います。

 

金利も1.3%と非常に安いです。はい、とても安いです。

 

自己資金要件なし、については、そんなに甘くないです。

やはり自己資金は厳しくチェック(通帳は全てコピーをとられます)されますし、融資の判断の大きなウェイトを占めると思います。最低でも融資額の1/3以上、1/2以上あれば安心ですね。

ワタクシの場合は預金がギリギリ1/3でした。

それに加えて、既に使用した金額がわかるように、契約した事務所の初期費用や家賃の領収書、ホームページ制作費や、開業準備で購入したパソコン2台やプリンター、FAX、電話、エアコン等の領収書を提出しました。

 

融資の審査で一番の不安は、自己資金の割合でしたので、既に使用した分はしっかりと提出しました。

 

私のような脱サラ起業での場合ですが、前の会社に長く勤務していることは審査の上で重要になると思います。ワタクシは新卒から10年勤めていましたし、広い範囲で言えば同じ業界での起業でしたので、面談での事業内容の説明等は全く不安はありませんでした。落ちるとすれば自己資金、そう思っていました。

 

そして、申し込み用紙に記入し、面接は1週間後、地元の商工会議所という事になりました。これも商工会議所を利用するメリットですね!

面接は日本政策金融公庫であるもの、と思っていましたので、何回も足を運んでいる完全にホームである商工会議所で受ける事が出来るという、心の余裕が出来た事は非常に良かったと思います。

 

いよいよ面接当日、時間の30分前に到着しました。

いつもはTシャツに短パンでしたが、気合のスーツです!

N氏も笑っています。

いつも商工会議所では、外の喫煙所でN氏と煙草を吸いながら話していたのですが、この時も一服中、ちょうど面接の担当者さんが来られて、面接前に3人で煙草を吸って談笑し、緊張も無くなりました。

やはりホームのアドバンテージは大きいです!

そして、いよいよ1対1の運命を懸けた面接が始まりました。

 

  ~次回、面接の内容と結果発表~

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