輸入販売は難しそうだなぁ~ ネットショップ開業
友達が輸入販売のネットショップで働いています。
その会社は、私が開業した2016年1月と同じ時期に設立されました。
同じ時期に同じような業種でスタートしたので、その友達とは良く連絡を取るようになったのですが、その会社は先月(2017年5月)終わりを迎えました。
創業当時からお互いの情報交換してましたので、色々と輸入販売についても勉強になりました。
その会社は中国から輸入して日本(amazon / 楽天 / Yahoo!)で販売していました。
私は全て日本メーカーの日本製しか販売していないので、
知らない事を色々と知る事が出来ました。
私との違いとして、
まず、原価がものすごく安い!
驚く事に原価の10倍くらいで販売出来ている商品なんかもあります。
とにかく日本製ではありえない粗利!うらやましい!
あと、中国は何でも作れるし、探してくれるそうです。
アイデア次第で可能性は無限大ですね。
こんな商売楽しそう!
この2点だけ見ると自分でも始めてみたくなります。
しかし、色々と話を聞いていると自分には無理だと思う事がありました。
1.やはり不良品が多い
送られてきた商品の半分が不良品だった事もあるそうです。
しかも中国では不良品という概念がなく、こちらが送料を払って返品しなければならないという事でした。
2.クレームが多い
検品を無事クリアして販売に至った商品でも、やはりクレームが多いようで、クレーム対応で忙しそうでした。
そうなると厳しいレビューも多くなりがちで、ストレスがたまりそうです。
3.納期がかかる
中国から来るので仕方ないですが。
また、関税なども私には良くわかりませんが、難しい問題です。
4.勉強してないと怖い
国によって法律や規制などが様々ありますので、知らずに販売して法を犯していたというパターンもあり、怖い部分があります。
5.前金
不良品やクレーム品が多いのに前金で支払うのは嫌。
6.説明書がない
私は説明書が必要な商品は販売していませんが、これが無いとクレームになる商品は多いでしょう。商品の数だけ自分で作成しなければなりません。
また、商品の化粧箱なども無いので、用意しなければなりません。
7.商品ページ作成の労力がかかる
原価なりの商品ですので、商品ページを売価に見合うページに仕上げなければ売れません。非常に大変な作業だと思います。
8.敵が多い
マネ出来るが、マネされる。
最初は良いが、価格競争になり、資金力がモノを言う世界である。
などなど。
不良品・クレームが全く無く、
注文の翌日入荷し、
支払いは掛けで、
敵があまりいない自分には大変すぎて無理です。
やはりこれから開業される方は、
ニッチな昔ながらの業界などで、日本のメーカーまたは卸屋と取引するべきです。
簡単には取引できませんが、そのような業界の場合、どこも売上は落ちているはずです。
上手くやれば取引できるチャンスもあると思います。
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