就職して以来、10年ぶりに地元に住んでみたわけですが
かなりの田舎なので、色々な場面で人口の減少と少子高齢化を凄く実感します。
今まで10年間は、サラリーマンだったので、転勤で色々な県庁所在地にばかり住んでいましたし、地元に戻ってからも、仕事はネットショップなので、最初は特に実感はありませんでした。
が、子供が保育園児なので、そこで色々と実感しました。
まず、待機児童が0。
まあこれは良い事ですね。
そして、小学校の数が、私の小学生時代から3割減少している。
しかも、どこも1学年2クラスほどしかないようです。
中学校に至っては、私の時代の半分になってます。
中学校は教科ごとに教員が必要になるので、時間割の関係で5~6クラス必要になるのでしょう。
まあ学校の人数が少ない事などは何も問題ではありませんが。
その後、高校・大学となり、地元には活躍の場が無いので、ただでさえ少ない優秀な人材が必然的に都会へ出ていきます。
地元に大学は無いんで、「大学に行く=地元を出る」なのです。
これは昔から長年に渡って続いてきた流れで、どこの地方の町でも同じでしょうが、
やっぱりこの流れを続けていてはどう考えても衰退しますよね。
大学を作るのは無理でしょうから、せめて小学校や中学校の時点で、地元で出来るようなスモールビジネスや起業の授業なども織り交ぜながら、高校では実際にビジネスをやってみるべきでしょう。
ただの作業のようなアルバイトをやるより全然良いでしょう。
お金についての考え方の勉強も早い段階でした方が絶対に良いでしょう。
私もそうですが、公務員や会社員の家の子供って、経営者や自営業者の子供とはお金や起業に対する意識が違うので、学校教育でそんな勉強をしてあげるべきです。
もちろん学校の先生にそれを教える事は難しいでしょうから、地元の経営者や自営業者、商工会議所や銀行員、医者、弁護士、色々な方に授業をしてもらいましょう。
最近の子は塾に行く子が多いようなので、受験勉強は塾でやるから良いのです。
生きる術や、お金の借り方、作り方、増やし方を学校で教えて欲しいですね。
そんな学校教育する地域があったら、人が増えるかもしれないし、イノベーションが生まれるかもしれません。
現在、地元の企業はどこも人材不足で悩んでいるようで、建設業界などは、人がいればもっと業績が伸ばせるのに~と嘆いている状況です。
もったいない。
私は地元に帰った時点で、ひとりで出来る事業をひたすら極めようと思っていたので、それに向かって突き進むだけですが、やはり周囲の人たちを見ていると何か良い方法はないものか考えます。
これからは個人で稼がなければいけない時代になっていくと思いますし、既にネットビジネス等で成功している個人の方が全国的に増えていて、成功事例もたくさん公開されているので、アレンジしてもっとチャレンジしていくべきでしょう。
高齢化も実感する事が、毎日ありまして、お昼前にスーパーに行くのですが、もうおじいちゃんおばあちゃんしかいません。
レジもおばあちゃんです。
忘れ物も多くて、レジ横の袋詰めする場所に買った商品を全部忘れて帰る人も結構いるみたいで、もう毎日が地獄絵図です。
でもそんな困っている人がいる場所にビジネスが生まれるのだろう、という事を毎日の買い物中に思ったりしているのです。